アルペンスキーで絶対的な存在感を示しているオーストリアに本拠地を置くスキー用品のトップブランド。ワールドカップから基礎スキー、そしてフリーライドまで数多くの有名選手が使用している。日本人の滑走スタイル、雪質に適合した日本向けモデルとも言える"I"モデルをラインナップしている点は大きな魅力。振動吸収システムRevoshock等の先進的な技術も積極的に取り入れている。
サイズ(cm) | サイドカット(mm) | 回転半径(m) |
---|---|---|
157 | 114.5-66.3-99.5 | 12.7 |
165 | 115.9-65.3-101.3 | 12.6 |
基礎・技術戦・プライズ
エキスパート
価格(税込):¥179,300(X16VARセット)
REDSTER S9i PROはアトミックの基礎スキー小回り系の中で最上位に位置するモデル。レーシングモデルであるFISモデルと同じサイドカーブが採用されている鋭い切れ味が魅力のスキー板。芯材はレーシングモデルと異なり軽量で柔らかいカルバウッドコア使用されており、オールラウンドスキーとしてハードパックされたバーンだけでなく、コブ斜面や湿雪でも高い操作性を実現している。他の多くの海外スキー板メーカーが日本向けのスキー板の開発を止めていく中、日本の雪質、日本人の滑走スタイル(特に基礎スキー)にあった"i"モデルをラインナップするATOMICは非常に貴重で有難い存在である。強いエッジグリップと板のたわみ易さを両立した日本の基礎スキーシーンにぴったりのモデル。ターンサイズの調整もし易く、一本のスキー板でプライズテストに挑戦したいスキーヤーにもおすすめ。2022-2023シーズンよりREDSTER S9i PRO LTDというモデルが追加されたが、これは直線的なレーシング的な滑りを支えるICONビンディングを搭載している。このビンディングは解放値が14からでありアスリートスキーヤーが対象のモデルと言える。
サイズ(cm) | サイドカット(mm) | 回転半径(m) |
---|---|---|
155 | 115-68-101.0 | 11.3 |
160 | 116.5-68-102.5 | 11.9 |
165 | 118-68-104.0 | 12.5 |
170 | 119.5-68-105.5 | 13.1 |
基礎 プライズ
上級・エキスパート
価格(税込):¥153,890(X12GWセット)
2021-22シーズンに刷新されたRevoshockを搭載するiシリーズの小回り系上位モデル。Revosockは振動吸収機能であり、ターン中の細かな振動を減少させることによりエッジグリップを向上させるというもの。「常にスキー板が雪面に張りつく滑走感覚」を味わうことが出来ると高い評価を得ている。最上位モデルのS9i PROに比べて軽量設計であり、しなやかで板のたわみも引き出しやすいことから幅広いレベルのスキーヤーが扱えるモデル。コブ斜面での扱いも高い評価を得ており、バッジテスト1級にチャレンジしたいというスキーヤーにもおすすめしたいスキー板。
サイズ(cm) | サイドカット(mm) | 回転半径(m) |
---|---|---|
155 | na | na |
160 | 116.5-68-102.5 | 11.9 |
165 | 118-68-104 | 12.5 |
基礎
中上級
価格(税込):¥na
S9iをベースにフレックスがよりソフトに設定されているモデル。上位モデルのS9iはレボショックにスチール素材が使用されているのに対して、S8iはカーボン素材を使用することで更なる軽量設計が実現されている。S小回りモデルとしての鋭いサイドカーブと軟らかめのフレックスが、中上級者の更なる上達を支えてくれるスキー板。板の撓みも引き出しやすいので様々なサイズのターンを描きやすい。これから基礎スキーを始めたい、バッジテスト2級にチャレンジしたい、脚力には自信がないのでコントロールしやすいスキー板が良いというスキーヤーにおすすめ。
サイズ(cm) | サイドカット(mm) | 回転半径(m) |
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152 | 120.5-75-104.5 | 12.3 |
160 | 123-75-107 | 13.0 |
168 | 125.5-75-109.5 | 13.5 |
176 | 128-75-112 | 14.0 |
オールマウンテン
上級
価格(税込):¥
2022-2023シーズンに新登場したQシリーズ。センター幅75mmというSシリーズに比べてワイドな設計のモデル。整地だけでなく、湿雪やパウダー、不整地まで幅広いコンディションで高い安定感を実現している。Qシリーズの中でも"i"モデルは日本専用設計であり、しなやかなスキー板に仕上がっており、たわみを引き出しやすい。キャンバーもオンピステモデルには珍しいゼロキャンバーとなっており、ターンの導入がし易くなっている。Revoshockも採用されているので、スキー板の振動が抑えられた雪面に張りつくような安定感を持っている。様々な雪質に対応できるワイドな設計に、振動を吸収するレボショックの組み合わせは理想的と言える。